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​長崎平戸へ易住

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平戸はこんな所

 

ふるさと納税で一躍その名を全国に知られるようになった長崎県平戸市。

九州本土の市町村として最西端に位置し、長崎県北西部の平戸島とその周辺を行政区域とする市です(平戸北部、平戸中部、平戸南部、田平、大島・度島、生月)。旧平戸藩松浦氏の城下町で、鎖国前は中国やポルトガル、オランダ等との国際貿易港であり、社会の教科書で一度は名前が出てきているはず。

世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成遺産があることから日本の戦略的観光地の1つとして平戸市全域が注目されており、今後の海外からの観光客の増加も期待されています。自然遺産として後世へ伝えても恥じない絶景も各所にあり、歴史と文化・自然の融合した大変魅力的な場所。しかし、意外なほど地元の人は観光地という認識がほとんどありません。

平戸市への移住者も年々増加傾向にあり、若い世代を中心に平戸を盛り上げようという機運が高まってきており、今後の発展に期待できる地方の町の一つ。

面積: 235.6 km²
年間平均気温: 16.1°C
人口: 30512人 (2020年7月1日)
特産品:あご(とびうお)、かまぼこ、ひらめ、たい、うちわえび、シイラ、カスドース

平戸市の移住に対しての取り組み  

●移住関係補助金​

平戸市では、少子高齢化および人口流出などによる人口の減少を抑制するため、重点施策の一つとして「移住・定住の促進」に大変力を入れており、移住する新規転入者に補助金を交付しています。平戸市は他の市町村と比べて補助金が充実しているので覚えておいて損はないはずです。

>> 移住費用支援事業/中古住宅改修費用支援事業(平戸市役所HP)

●お試し移住

田舎の生活に興味を持っていても見知らぬ土地での生活に不安があったり、実際に移住しても理想と現実のギャップに悩むことがあるかもしれません。そんな不安を少しでも和らげようと、平戸市では移住・定住を考えている方向けにお試し住宅 "ひらど暮らし体験家屋" を用意しています。古民家を利用しているため設備が不十分であったり、寝具を用意しなければならないなどの不便はありますが、施設自体は簡単な手続きで最長1ヶ月まで無料で使えますので、本格的に移住する前にじっくり様子を見たいという方には最適だと思います。

>> ひらど暮らし体験(平戸市役所HP)

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平戸市の買い物事情  

「地方は物価が安い」という話は真っ赤なウソ。都会から移住してきた者の感覚として、日用品に関してはむしろ都会の方が競争原理が働いて安く買えていた気がします。最近でこそ大型ドラッグストアの連続出店の影響で日用品の価格はだいぶ下がりましたが、それでも都会に比べれば…です。

やはり漁場が近いだけあって魚は安いです。ただし、野菜が高いのはイタイ。平戸ではいわゆる葉物野菜の農家が少ないため葉物は全般的に値段が高めで、地元の方は葉物をスーパーで買うことは少ないようです。

 

では、食べたいときはどうするのか?畑を持っている家の軒先に余った野菜を100円で売り出すコーナー「(通称)100円コーナー」があり、そこで買うと安く仕入れることができます。ただし、あくまで余った野菜なので数や種類がありません。出会えたらラッキーぐらいの感覚で買いに行きます。

一番良い方法はたくさんある耕作放棄地の1つを借りて自分で作ることでしょうね、もちろんタダでお借りして。

 

●スーパーマーケット
(平戸島北部) エレナ、ダイレックス、スピリッツたけだ
(平戸島中南部) マルセイ
(生月町) ダイエイ、しおかぜ、Aコープ生月店・山田店
(田平町) フレッシュマート
 

 ●ドラッグストア
(平戸島北部) コスモス、ドラモリ、マツモトキヨシ
 

●産地直売所
(平戸島北部) 平戸市漁協「旬鮮館」
(生月町) 山海の四季、生月漁協おさかな市場、舘浦漁協魚販売所
(田平町) 平戸瀬戸市場、瀬戸の寄り道

加工食品や肉はスーパーもしくはドラッグストアで、魚や野菜は産地直売所を利用した方が安く上がりますよ。

平戸市の医療体制  

 

平戸市内にある大規模な病院は下にある通りですが、歯科医院・眼科医院・整骨院などの小規模治療施設も市内各地にあり、医療体制は比較的整った地域と言えるのではないでしょうか。

万が一、重症となった場合にはドクターヘリで佐世保の救急病院まで搬送してくれるようなので、地域の皆さんはそれほど不安には思っていないようです。

 

平戸市民病院(平戸島中部)

内科、外科、整形外科、小児科、眼科

 

 

平戸市立生月病院(生月町)

内科 ※泌尿器科、整形外科、血液内科、循環器科、眼科は外来診療

 

 

青洲会病院(田平町)

内科、外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科

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平戸市の交通機関  

鉄道

伊万里から佐世保まで平戸市唯一の鉄道・松浦鉄道(通称MR)がありますが、管理人は平戸に移住してから一度も乗ったことがありません。買い物に行くのであれば車の方が早くて便利なのでわざわざ高額な運賃を払う気になれないからです。長年平戸市に住んでいてもMRに乗ったことがないという人は結構います。

 

平戸大橋から長崎市内まで約2時間30分、福岡まで約2時間です。長崎市内までは下道中心ですが、福岡までは所々でつながっている建設中の高速道路を主に走りますので、意外なことに佐賀県を越えて福岡まで出てしまった方が早いのです。

 

平成29年度には西九州自動車道が更に整備され、平成28年10月現在で建設中の伊万里付近の高速道路が開通し、福岡までの時間がグッと短縮されます。すべて開通すれば、平戸大橋から福岡まで1時間弱で行けるようになるでしょうね。

平戸市のネット環境  

 

2016年9月1日より平戸市内の一部でようやく光回線が開通しました。

移住前まで当然のように光回線を使っていた人間にとって今更ADSLの世界に戻された時のあの苦痛は想像以上のパンチ力でした。

しかし、もう動画を見るのにイライラする日々とはお別れです。

28年度中には平戸市全域で光回線の開通を目指していますので、これから移住する方はご心配なく。

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平戸市の教育環境

小学校

平戸市の小学校は市内に全部で15校あり、いずれの地区からも通うことができます。

  • 平戸小学校

  • 田助小学校

  • 中野小学校

  • 根獅子小学校

  • 紐差小学校

  • 津吉小学校

  • 志々伎小学校

  • 野子小学校

  • 度島小学校

  • 生月小学校

  • 山田小学校

  • 田平北小学校

  • 田平南小学校

  • 田平東小学校

  • 大島小学校

 

 

中学校

平戸市の中学校は市内に全部で9校あり、小学校ほど各地区にまんべんなく配置されているわけではありませんが、一応いずれの地区からも通うことができるとされています。

  • 平戸中学校

  • 中野中学校

  • 中部中学校

  • 南部中学校

  • 生月中学校

  • 田平中学校

  • 大島中学校

  • 野子中学校

  • 度島中学校

 

 

高校

平戸市内に3校ありますが、いずれも平戸島および田平地区にあるため、度島・大島からの通学は困難です。

  • 長崎県立猶興館高校—普通科、理数科

  • 長崎県立平戸高校—総合学科(人文メディカル系、情報ビジネス系、福祉生活系)

  • 長崎県立北松農業高校—生物生産科、食品流通科、生活科学科

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